デイトレ戦績 6月11日 - 売建S高の地獄から脱出した方法

今回は6月11日のトレード結果と売建でS高に巻き込まれた時に対応したトレード方法をお伝えしたいと思います。

 

前のトレード

rocokab.hatenablog.com

 

ストップ高に巻き込まれて売建で入ってしまった話

前回にお伝えした通り、不注意で売建で入った銘柄(光・彩)がストップ高となり
買い戻せない状態になりました。

この場合、どういう状態になるかというと、まず松井証券の一日信用取引を使っている場合は翌日に自動で成り行き買い戻し状態で注文が入っていて、寄り付いた段階の価格で決済され、それにプラス、当日分の空売りするための手数料、その決済をするための手数料として3千円弱引かれます。

 

何がヤバいのかというと「連日ストップ高」の可能性

ストップ高になった日にまだ買いたい人も多くかなり、成り行き買いが入っていたので翌日にも買いが入る可能性がありました。

その場合、翌日もストップ高となりますのでまた翌日に売りが延長される可能性がありました。

するとストップ高が終わるまで買い戻せないので最悪の場合、1単元であっても5~10万程度の損失は覚悟するレベルでした…

そしてこの銘柄自体、材料ありだったので仕手株(意図的に操作された株)の可能性は低かったのもより恐怖を誘いました。

 

どうすれば良いか冷静に考えてみた

ストップ高後場を終えたあと、確定している損失は5000円弱でした。

明日もストップ高になると考えると500円以上は上がる可能性があり
どうにか返却する方法はないかと考えた時に

松井証券の売建の場合、もし自分が現物を持っている場合はそれと引き換えに返却ができることを知りました。

どうにか現物で手に入れる方法はないかと考えると時間外取引ができるPTSでまだ銘柄を売っていることに気が付きました。

それを松井証券で購入して現引すれば返せる!と気づいてすぐに購入することにしました。

 

資金不足で購入できず

松井証券には50万チャレンジと銘打っているのでそれ以上の資金を入れていません。
なので現物を買おうとすると30万弱必要となり、売建で建てている分を低くとギリギリ買えませんでした。

そしてネット銀行からの入金すればいいかと思うと「入金は17時から可能です。明日以降に反映されます」とあり、それじゃ間に合わねえぇ!となりました。

 

松井証券に現物を入れられない時点で返却は当日中にできないので
もう3000円ぐらいの手数料は確定となってしまいました。

ただそれよりも心配だったのが翌日また思った以上に上がってしまう可能性があることです。せめてそれだけでもリスクヘッジしたいと考えました。

 

両建て作戦

買建と売建を同じ価格で建てれば、上がっても同じ分だけ得をして、同じ分だけ損をする状態を作ることができます。

ようするに損失や利益を固定化することができます。

これを使えば現引出来なくても買いを持てれば状態を固定できると気づき、元々資金が十分に入っていた楽天証券で同じ銘柄の現物を買うことにしました。

 

PTSの様子はそこまで上がってない

夜間取引などに使われるPTSは翌日の株価とある程度、似通ってくると思うのですが
さほど買いが入っておらず、むしろストップ高の価格より少しだけ下がっていました。

なのでこの段階で少し弱気なのかなという雰囲気でした。

ただ松井証券側から寄り付きで買い戻されてしまうため、前日S高の銘柄は高い価格で買い戻されてしまうリスクもありました。

そのことを考えると念の為、リスクヘッジとして現物を買っておくことにしました。

 

安心の両建て

これでどういう形でも近いタイミングさえ合わせて売ることができればどれだけ上がっても、このPTSで購入した現物は利益になって、返却出来なかった売建は同じ程度の損失になるので、5000円+3000円の手数料で8000円ほどの損失で固定されることになりました。

しかもPTSは若干、売建した価格よりも低い価格で買えたので売るときに売建よりも大きな額で売れることが確定しており、5000円+3000円をちょうど賄える程度の損失ゼロに持っていける状態でした。

逆に仕手株のように次の日に暴落しても、買い戻せなかった売建が利益になるので助かる状態です。

この時点で内心かなり安心していました。

 

当日の売買

当日、松井証券には取り消しができない買い戻しの注文がすでに入っており、これで買い戻しがされるであろう動きがツール側にも見えていました。

そして楽天証券側で買っておいた現物も同時に寄り付き成り行きで売却注文をいれておきました。

そして前場が始まって若干時間がたったあと、ついに寄り付きました。

 

その結果…

売建の買い戻し損失は-10475
楽天証券で売った現物は+10425

となり、-50の損失で終わることが出来ました!

ストップ高で買い戻していたとしても5000円以上は損をしていたので助かりました。

 

ちなみに寄り付いたあとは昨日の買いはただのイナゴだったのか
かなりのスピードで値崩れ状態。

さいあくの状況、連日ストップ高みたいな状態にはなっていなかったのですが、先がどうなるかわからない株取引では良い選択を取れたのではないかなと思います。

 

 

では前置きが長くなりましたが
いつもの当日のトレードをお伝えしていきたいと思います。

 

 

本日のトレード結果

損益 -16135となっていますが、実際には+10425となりますので下記となります。

損益 -5710 残り361020円

実際は負けでしたが、昨日の巨大になる可能性があったのものだけ対処できたので良かったです。

とにかく急騰銘柄で売建で入るのは禁止ですね。もし現物持ってる銘柄ならアリかもですが…

そのあと普通のトレードも行いましたが色々入ったけど全部損切り
もみ合うだけの相場で最初にエントリー出来なかった時点で負けてました。

冷静にトレード出来ていたように思いますが
損切りで意外と損失を膨らませて撤退金額を超えていたので手仕舞い

 

総評としては連日のマイナスのトレード。

もう本当に辞めるまでのカウントダウンが始まっているように思いますが、なんとか延命できるように無難なトレードを心がけたいと思います。

 

次のトレード

rocokab.hatenablog.com